IMAGE LIST 画面の入り方 †
下記の3通りで設定画面に入れます.
その1 †
HuCard を挿入せず電源投入をする
設定メニューの一番下の IMAGE LIST を選択する
その2 †
IMAGE LIST の画面のまま電源を切る,もしくは別のソフトを起動する
電源を投入する (この場合 HuCard を挿していても IMAGE LIST がでます)
その3 (upergrafx_20190704.pac以降可能) †
CD soft 起動後に Run + Select を押す (制限あり, ROM soft は不可)
(もしくは別のきっかけでリセットをする)
画面構成 †
アイコンの意味 (現行仕様) †
UGX-01, UGX-02 の両方で起動できる ROM image (R) (*1)
UGX-02 のみで起動できる ROM image (R) (*1)
UGX-02 のみで起動できる ROM + RAM card image (Rr)
UGX-01, UGX-02 どちらでも起動不可の ROM image (Rx) (*1, *2)
Disc Image (D) (*1)
Disc Image +Unswappable Disc 属性 (Dr)
(*1) 複数のアイコンが横に並んでいる場合はユーザーが自由に設定できます. それらは機材側では特別な属性はありません.
(*2) ROM アイコンの色は使用メモリ容量で決まり,ユーザーが設定できません.
upergrafx_20190212の旧仕様 †
Disc Image (D もしくは Dr)
ボタン操作 †
↑↓ボタン: カーソルの移動
カーソルを上下に移動します.
←→ボタン: 表示ページの移動
ページを切り替えます. 1ブロック(100個単位)で1ページ17イメージで合計で6ページあります.
100個以上のイメージを持つ場合でページの端で押した場合は次のブロックの画像を読みこみます.
II ボタン: CONFIG MENU へ切り替え
設定メニューの画面に切り替わります. メモリカードを入れ替える場合は設定画面に戻してから再度この画面を出すとメモリカードを読み直します.
I ボタン: システムカード (ROM image) の設定
(ROM の HuCard が挿入されていない場合) ROM image を選択または解除します. ROM image を選択した場合、PのついたHuCardのアイコンが表示されます.
RUN ボタン: 起動
選択したソフトを起動します. 組み合わせに問題がある場合は画面下部にエラーメッセージが出て起動しません.
SELECT ボタン: Audio Mode 切り替え(upergrafx_20190704からの新設機能)
CD イメージがすべて Audio CD アイコンに切り替わります. この後CDソフトは Audio CD として認識します. 認識した CD の data track を再生しても無音になります.
再度 SELECT ボタンを押すと設定は元に戻ります.
イメージの起動までの操作 †
VIDEO
ROM image のみを起動する方法 †
本体の HuCard slot は空にして PCE 本体の電源をいれます.
黄色のカーソルを ROM image に合わせて RUN Button を押すと起動します.
この場合, 実際の HuCard は挿入しないでください. エラーが出て起動できません.
ROM image が要求する ROM と RAM の容量がうーぱーぐらふぃくす内部の RAM の容量以内でのみ起動ができます. RAM の容量は UGX-01 は 256KiBytes, UGX-02 と UGX-Q5 は 512KiBytes です. ソフトの容量の確認はUperGrafx ユーザー編集用動作報告 (スプレッドシート) の HuCard をご覧ください.
実HuCard (アーケードカードDUO以外)を挿入して CD Image を起動する方法 †
該当の HuCard を挿入してPCE 本体の電源をいれます.
黄色のカーソルを CD Image に合わせて RUN Button を押すと起動します.
挿入された HuCard と認識されるカードの種別は下記となっております. 接触不良の確認にもお使いいただけます.
スーパーシステムカード
SUPER SYSTEM CARD
アーケードカードPRO
ARCADE CARD PRO
アーケードカードDUO
ARCADE CARD DUO
システムカード (version 1, version 2)
ROMCARD
Games Express CD CARD (2種類同じ)
ROMCARD
その他のゲームソフト
ROMCARD
接触不良
BADCONNECTION2, BADCONNECTION5, BADCONNECTION6
ROM image と CD image の2つを選択する方法 †
HuCard slot を空にするかアーケードカード DUO を挿入して電源を入れます.
黄色のカーソルで ROM image を選び I ボタンを押し、Pアイコンをだします. Pアイコンは I ボタンでのみ選択できます.
黄色のカーソルを CD Image に合わせて RUN Button を押すと2つの選択した状態で起動します.
UGX-01 ではうーぱーぐらふぃくす内部の RAM 容量の都合でこの方法でのCD ソフトは起動できません.
UGX-02 ではCDソフトの起動のための組み合わせに制限はありません.
エラーメッセージの解説 †
SELECT A ROM IMAGE FOR DISC または MEDIA IS DISC
DISC を起動したいのですが、登録された ROM IMAGE は DISC IMAGE です. ROM IMAGE を選び直してください. おそらく別メモリーカードに替えたときに設定をし忘れると発生します.
SELECT A DISC IMAGE FOR DISC または MEDIA IS ROM (その1)
DISC を起動したいのですが、登録された DISC IMAGE は ROM IMAGE です. DISC IMAGE を選び直してください. おそらく別メモリーカードに替えたときに設定をし忘れると発生します.
REMOVE ROMCARD OR SELECT A DISC IMAGE または MEDIA IS ROM (その2)
ROM CARD が ROM SLOT に入っているのに、 ROM IMAGE を起動しようとしています. ROM IMAGE を起動したければ ROM CARD を抜いてください. そうでないなら DISC IMAGE を選んでください.
MEDIA IS NOT FOUND
選択されたイメージがないです. おそらく別メモリーカードに替えたときに設定をし忘れると発生します.
REMOVE ACDUO CARD
ROM ソフトを起動する場合にアーケードカードDUOが入っているので抜いてください.
CHECK ROM SLOT
ROM SLOT に入っている ROM CARD が接触不良のようですのでいれ直してください.
OUT OF GPRAM MEMORY
選んだソフトが要求する ROM と RAM の容量が本ユニットにはありません. このゲームは起動できません.
補足事項 †
各起動方法では RUN button を押した時点で選択されたイメージの種類 (MEDIA TYPE) が ROM か DISC か判別します. 判別が異常であれば起動できません.
ROM の中身がシステムカードかは深く確認しません. 単なるゲーム ROM と ゲーム DISC が選ばれたときの動作は本物の PCE と同じ動作となります.
既存のメモリカードで名前表示対応にする方法 †
UperGrafx control panel version 1.7 以上を利用して、メモリカードでなにかしらの更新をすると名前表示対応になります. なにかしらの更新操作は名前の変更(1つだけでよい),イメージの追加,イメージの削除などの操作です.
書込みのあと自動的にメモリカード内部の全てのイメージの表示用のデータを作成します.
名前表示画面の仕様 †
パソコン側で文字列データから PCE 向けの画像データを生成します.
1行 312x12 pixel に収まる内容で文字列を表示します.
1文字の横幅は 全角 12 pixel, 半角 6 pixel です.
利用可能な文字は ASCII と JIS X 0208 に定義された文字です. 半角カナも使えます.
その規格に含まれない文字は表示できずエラーが出ます. (メモリカード上は UTF-8 で保存していますがそれが JIS X 0208 ではない場合は表示不可能)
JIS X 0208 にない外国語の文字は(日本語と同じ漢字以外は)表示不可となります.
機種依存文字と呼ばれていた文字は大文字のローマ数字(Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ)はアルファベットに自動で置換します(I,II,III). それ以外の文字(①,②,③,㍑)は表示できません.
使用フォント: M+ gothic 12r
CD Image が存在しない番号は [30] などの[数字]だけになります.
イメージ番号はこの画面では選択できますが不具合ではありません. システムカード側でイメージを読み込む際に存在しないイメージ番号を選んだ場合は 0 番に補正されます.
個別設定の表示 †
IMAGE LIST の左下の 8 文字で、設定がなければ従来通りの操作の説明がでます.
個別設定があれば xxxx-xxxx となります.
x は白い D か黄色の任意の文字 です.
common の場合は白い D がでます.
設定に変更があれば黄色の文字 が表示されます. 桁によって文字の意味が異なります.
- は区切り文字です. 10000 を表示するために 10,000 とかく , と同じです.
規定外の設定がある場合は小文字の z が表示されます. 個別設定 をしなおしても改善しない場合は開発者へ連絡をお願いします.
左端から1桁目 - BACKUP RAM AREA †
0, 1, 2, M
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
0 : upergrafx internal FeRAM - BACKUP RAM PAGE 0
1 : 同上 PAGE 1
2 : 同上 PAGE 2
M : MMC
左端から2桁目 - PIXEL ASPECT RATIO †
F, A
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
F : FIXED
A : ADJUSTED
左端から3桁目 - SIMULATED SCANLINES †
P, S
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
P : OFF
S : ON
左端から4桁目 - SIDE AREA DESIGN †
B, G
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
B : BLACK
G : GRID
-(区切り)から1桁目 - VSYNC FREQUENCY †
6, O, 5
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
6 : 60.00Hz
O : Original
5 : 59.83Hz (天使の詩用)
-から2桁目 - TOP AND BOTTOM CROPPING †
N, J, L
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
N : OFF
J : BGOBJ
L : BGONLY
-から3桁目 - SYSTEM CARD TYPE IN SLOT †
H, E
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
H : HE SYSTEM
E : GAMES EXPRESS
-から4桁目 - VIRTUAL CD DRIVE SPEED †
N, F
D : 共通設定を利用する. (個別設定を使わない)
N : NORMAL
F : FAST